読トリン活動日誌

京大読トリンの例会活動内容を記録します。

2/9 例会

すべてがFになる (講談社文庫)

すべてがFになる (講談社文庫)

トリックも大筋のストーリーも凝っていた。さらに文章力もあって描写がわかりやすい。どこかで名前を聞いたから読んでみた、程度の動機だったが、やはり有名な小説は有名な理由があるのだなと実感した。(ぐうすか)

PSYCHO-PASS ASYLUM 1 (ハヤカワ文庫JA)

PSYCHO-PASS ASYLUM 1 (ハヤカワ文庫JA)

サイコパスのチェ・グソンに焦点を当てたスピンオフ。本編ではあまり触れられなかったキャラに焦点を当てている。在日韓国人という立場から描いた独特の世界観が面白く、印象に残った。(しのぶ)

老ヴォールの惑星

老ヴォールの惑星

4つの短編集。ギャルナフカの迷宮という短編が印象に残った。だがいずれも濃度が高い。人間に焦点を当てた小川一水らしいSF。極限状態の人間がどうやって危機を乗り越えていくかというテーマで、SFにしては人間臭いシナリオがよかった。(アロゲ)

クズの本懐(1) (ビッグガンガンコミックス)

クズの本懐(1) (ビッグガンガンコミックス)

主人公二人の擬似的な恋人関係を描いた物語。しかし、三巻からの先生の豹変ぶりによって二人の人間関係が崩れていく。ドロドロになった人間関係で主人公の豹変ぶりもまた面白い。(アロゲ)