読トリン活動日誌

京大読トリンの例会活動内容を記録します。

例会 10/2

見学の人が二人来てくれました。

今日の本

ミミズクと夜の王 (電撃文庫)

ミミズクと夜の王 (電撃文庫)


設定は異常だが話は王道でギャップがよい

円環のパラダイム (一迅社文庫 せ 1-3)

円環のパラダイム (一迅社文庫 せ 1-3)

わが師わが友 (講談社学術文庫 55)

わが師わが友 (講談社学術文庫 55)


仁科先生の手紙に感動した

こうして彼は屋上を燃やすことにした (ガガガ文庫)

こうして彼は屋上を燃やすことにした (ガガガ文庫)


最初の絵が面白い

星の王子さま (新潮文庫)

星の王子さま (新潮文庫)


ビラを貼りまくったのでたくさん人がくると思ってみんな知ってる本を用意したがそこまで人が来なかった

遠野物語―付・遠野物語拾遺 (角川ソフィア文庫)

遠野物語―付・遠野物語拾遺 (角川ソフィア文庫)

グランド・フィナーレ

グランド・フィナーレ


芥川章の本を読んでるんだけどよく分からない

どつぼ超然

どつぼ超然


超然とするために頑張る話

サイベリア―デジタル・アンダーグラウンドの現在形

サイベリア―デジタル・アンダーグラウンドの現在形


本書は小中千昭の脚本による作品群『serial experiments lain』のネタ本でもある。アニメでは作中言及もされている。
内容は全5章からなり、90年代初頭のコンピュータ/ドラッグ/テクノシャーマニズム(クラブハウス)/サブカルチャー文化を紹介したのち、”サイベリア”とは何であるか、またその将来的展望について論じられていく。
結構古い本であるし、絶版になってて文庫も出ていない。訳者はSF翻訳等で有名な大森望ティモシー・リアリーやテレンス・マッケナあたりの著作が好みなら通読をお勧めするが、ドラッグやキノコに関心がないならてっとり早く第5章だけを読まれるといい。後年のレッシグらの議論の萌芽を予感させるものがある。
まぁ、テクノロジ礼賛とまでは言わないが、まだまだテクノロジにドキドキできる時代に書かれた本であることは確かである。ラシュコフは近年も本を出してるらしいが(未邦訳)、何書いてんでしょーね。(塀)

次回は10/12です

以上の記事は会員の樹下が書きました。
完全に手抜きでは