読トリン活動日誌

京大読トリンの例会活動内容を記録します。

例会 4/1

13年間別居してた姉と暮らす事になり、最初は仲が悪いけど音楽を一緒に作っていくうちにお互いを理解していく、仲が深まっていくというストーリー。それ自体は割りと良い感じの話っぽいんだけど、細部が雑。どういう場面で話をしているのか分かりづらかったり、主人公が告白されるところがあるんだけどその答えを保留したまま話が終わってしまったりと、色々ともったいない感じ。本当に改稿したのか?(アロゲ)

読書術 (岩波現代文庫)

読書術 (岩波現代文庫)

読書の仕方、読書を通じての考え方を教えてくれる本。薄さの割に読み応えがある。僕が本を読む時のスタイルはこの本にかなり影響されてるので、読書好きの人には是非読んでほしい。むずかしい本・名作と呼ばれるような本を読む時は、じっくり時間をかけて読めというのが一番参考になった。(グースカ)

ウィトゲンシュタイン 哲学宗教日記

ウィトゲンシュタイン 哲学宗教日記

塀さんに送っていただいたので読んでます。(ありがとうございます) ウィトゲンシュタインが論考と哲学探求の間に書いていた日記で、大哲学者の苦悩・思索が赤裸々に綴られている。睡眠と精神的思索には大いに関係があると私は思う(だから寝てたい)とか、何にもやる気がでないとか、マルガリートから手紙の返事が来ないので憂鬱だ、とか書いてあって面白い。ある箇所では自分を賢いやつだ、自分の思考の動きが好きだと肯定的な文を書いたと思えば、私は自分の業績を大したこととは思っていない、自分自身を対したやつだと思っていないと書いてあったりして、心の振れがかなり日記に現れているような感じがする。(ほしみ)


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次回例会は4/8(火) 18:15~です。