読トリン活動日誌

京大読トリンの例会活動内容を記録します。

例会 4/8

食べる人類誌―火の発見からファーストフードの蔓延まで (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

食べる人類誌―火の発見からファーストフードの蔓延まで (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

人類の食というものが、どういう段階を踏んで発展してきたか、どういう役割を果たしてきたかというのを語っていく本。ハヤカワから出てるけど新書な感じ。食文化の発展を7つくらいの「革命」に分けて追っていく。まだ半分くらいしか読んでないけど、食が儀礼・文化に結びついたという革命を説明する2章で、「カニバリズムと健康志向食・ベジタリアンホメオパシーというのは根が同じだ。」って断言してるのが印象に残りまくってる。(ほしみ)

彼岸過迄 (岩波文庫)

彼岸過迄 (岩波文庫)

名作ということで読んでみた。展開としてはどんでん返しもなく、前半は味気ない感じだけど、話がだんだんつながってくると後半ハマりこんで読める。発表から100年経っていても平文で読める、楽しんで読める文章だったので、そこが良かった。(グースカ)

次回例会は4/15(火)です。