読トリン活動日誌

京大読トリンの例会活動内容を記録します。

例会 2/18

ほしみです。

この前のKindle角川のセールで全巻買ったのを、ようやく読了。魔法ファンタジーと現代社会を上手く書いた作品だったと思う。進めば進むほど主人公が(社会的に)ダメになっていくのが、こいつは一体どこまでいくんだ……と悲しくさせてくれる。エピローグがめっちゃ読みたい。(ほしみ)

数学は最善世界の夢を見るか?――最小作用の原理から最適化理論へ

数学は最善世界の夢を見るか?――最小作用の原理から最適化理論へ

物理学的に、この世界が最も良いといえる世界なのかどうかという議論が、どのように発展してきたか、という科学史を纏めたような本。(ほしみ)

神託学園の超越者<トランセンダー> (GA文庫)

神託学園の超越者<トランセンダー> (GA文庫)

異能力もの。主人公が世界を小説と捉えた時の6行先まで読める、という珍しげな設定(ほとんど未来日記みたいな感じ)を実際の小説の6行を使ってやってるのがちょっと面白い。6行先の世界で「こうやって避けるんだああー」とか言いながら死んでったりするのをみて、敵の攻撃を避ける、みたいな。キャラ設定とかセリフとかもメタメタな感じ。この設定でどこまでやれるのか気になる。(りっか)

断章のグリムのスピンオフ、雪乃の姉の風乃が生きている時の話。断章のグリムは童話とか怪異ベースのホラー・ファンタジーだったけど、こいつはひたすら人の悪意の物語(一応童話を元にしてあって、童話ファンタジーとか書かれてはいるけど……)。「この人だけは自分のことを分かってくれる」という信頼が、追い詰められて追い詰められた後に完全な無理解で裏切られるパターンが多くて、胃が痛くなる。(あろげ)

なんか最近ラノベが多い気がするわね。