読トリン活動日誌

京大読トリンの例会活動内容を記録します。

れ、例会アバーッ!? 4/30

例会オワーッ!?

国境の南、太陽の西 (講談社文庫)

国境の南、太陽の西 (講談社文庫)


妻も子供もいる私に、昔の中学の女が… (こんどう)
ハサミ男 (講談社ノベルス)

ハサミ男 (講談社ノベルス)


ハサミ男はシリアルキラーだ。今日はあいつを殺したろ、と思ってたら死んでた、なんでやね~ん。 推理モノ。推理上級者には簡単な話らしいが、なかなか難しかった。(アロゲ)
55歳からのハローライフ

55歳からのハローライフ


人生の折り返し地点を過ぎた男女が主人公。5つの中編小説もの。現実を前向きに生きようとする人たちの再出発の物語。(うらにわ)
13歳のハローワークみたいなあーいう本かと思ったら違ってびっくりした。(石田)
対岸の彼女 (文春文庫)

対岸の彼女 (文春文庫)


人間関係の難しさを実感できる物語。 (うらにわ)

優等生が引きこもりを説得しに行ったら大学飛び級卒だった(驚き)。(アロゲ)
哲学思考トレーニング (ちくま新書 (545))

哲学思考トレーニング (ちくま新書 (545))


哲学(クリティカルシンキング)についての入門書兼文献書のような?(アロゲ)
華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)

華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)


本を燃やす人の話(こんどう)
図書館戦争ってこんなんじゃなかったっけ(石田、帰宅後)
異邦人 (新潮文庫)

異邦人 (新潮文庫)


ムルソーが貫く”演技の放棄”、この潔癖症について永井均は「それが貫かれれば、『人』の解体につながりかねない」と指摘した。
しかし、ムルソーの魂は終ぞ解体を免れたのだと永井は言う。演技の排除によって外在的な価値は排除され、ムルソーの魂は彼自身も知りえない(語りえない)場所(価値)へと向かっていくのだと。
――「私」とはいまこの瞬間の判断のみであり、その判断は常に自分への説明・説得であるように私には思われる。ムルソーはその説得を、既存の価値観念に基いて行うことをやめ、大衆の憎悪の叫びにこそ求めたのである。

永井が『異邦人』に言及しているのはこの前感想書いた『<私>のメタフィジックス』。そして、判断がどうの~は、またしてもPS版『lain』なのであった。(塀)

次は5/8(水)18:00ルネです。(石田)