例会 10/30 追記アリ
会長のほしみです。
もう11月になってしまうなあ。
寒くなったせいでオンラインからでてこない会員が増えてしまった。
- 作者: カート・ヴォネガット・ジュニア,浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1977/10
- メディア: 文庫
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最初の1ページを読んだだけで感動してしまった。(樹下)
- 作者: みかづき紅月,refeia
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2008/06/20
- メディア: 文庫
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良い単巻ものでした。(花月霞)
- 作者: 結城浩
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2007/06/27
- メディア: 単行本
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有名なアレ。ラノベみたいな感じなんだけど、数学が苦手でも楽しく読める。2巻以降は難しくなってるのでつらい。(ケン)
- 作者: 古橋秀之,緋賀ゆかり
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2005/10
- メディア: 文庫
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ラノベの入門としても、SFの入門としても良い短篇集。(ケン)
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/09/15
- メディア: 文庫
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めんどくさい男がめんどくさい女と出会ってめんどくさい事をするってイメージだったんだけど、まったくそのとおりだった。ストーリーにするとそれだけなんだけど、やっぱり文体が独特で面白かった。今のファウスト系列の変態文体作家たちはこれの影響を受けてるらしい。(りっか)
GLUTによるOpenGL入門―「OpenGL Utility Toolkit」で簡単3Dプログラミング! (I・O BOOKS)
- 作者: 床井浩平
- 出版社/メーカー: 工学社
- 発売日: 2005/05
- メディア: 単行本
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最短でシミュレーション結果の可視化とかやりたい時とかにオススメ。なんだけど、完全にWebに内容が上がってるのを買った後に知って悲しかった。(ほしみ)
- 出版社/メーカー: Nitroplus
- メディア: 文庫
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村正3周年なので持ってきました。原作オススメです。善悪相殺ってテーマを村正の呪いとして強制したりするところとか。はあ再プレイしたくなってきた。(ほしみ)
以下はオンライン感想~~
- 作者: 奥田英朗
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/09/29
- メディア: 単行本
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題材が今風だっただけで、話が展開力があって、読ませる感じはしたけど話は平易なまま特に、なんとなく終わってしまった。無理、はあんまり評価が高くないらしい。(石田)
- 作者: 町田康
- 出版社/メーカー: 毎日新聞社
- 発売日: 2012/07/28
- メディア: 単行本
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『どつぼ超然』の続編で、今回は二人旅になる。
その男が屁理屈ボーイで、主人公も屁理屈をよく言うため屁理屈が多かった。(石田)
- 作者: 原悠衣
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2011/03/26
- メディア: コミック
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本書はジャパネスクを大きな主題にした作品である。
(作品内における)日本と英国の文化の差異が繰り返し主張されつつも、主人公たちの間において両文化は混ざり合い溶け込んでいく。
そのようにある種クレオール化していく”彼女達の文化”の生起を覗き込むこと。それはまさに、原型をとどめない”モザイク”それ自体を楽しむ行為に他ならない。隠蔽としてのモザイクが、新たに意味を持って我々の前に現前するエンタメ。
『きんいろモザイク』は、この点において非常にスリリングだ。
カレンのユニオンジャックパーカーめっちゃ可愛い。(塀)
Papa told me Cocohana ver.1 〜丘は花でいっぱい〜 (マーガレットコミックス)
- 作者: 榛野なな恵
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/08/24
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本作は少女漫画である。しかし、非常に整理された絵柄は特徴的で、男性でも手に取りやすいと思われる。
1987年から断続的に連載が続いている『Papa told me』は、一貫して「父と娘」の物語を展開する。
何気ない日々、たわいのない出来事。それらが、文学者としての父と、聡明な小学生の娘による、幾重にも折り重ねられた視線のファブリックとして読者の前にたち現れるのだ。
大人と子供の物語。
映画ならば親子の物語『クレイマー・クレイマー』、男と少女の話『レオン』、女と少年の話『グロリア』。
漫画ならば、『よつばと!』、『うさぎドロップ』、『マイガール』、『BLOOD ALONE』、『ガンスリンガー・ガール』。
ほかにも、大槍葦人は本作から強い影響を受けているという。その理由は、一読すればおのずと分るはずだ。
暴力も恋愛もナシの、単なる親子の関係。その普遍性の覆いも一度剥がせば、多くの感情や困難・危機が飛び出してくる。
一貫してハイソな日常を提示する、ちょっと非現実的な世界観が、逆にある種の問題だけを際立たせ、我々に問いかけ続けているような気がしてならない。おすすめです。(塀)
戦闘城塞マスラヲ Vol.1負け犬にウイルス (角川スニーカー文庫)
- 作者: 林トモアキ,上田夢人
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/10/31
- メディア: 文庫
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引きこもりで社会不適合者の主人公が女の子と出会い, ハッタリでなんとか戦っていく話.
ラノベではお馴染みな個性的なキャラがたくさん出てきて楽しかった.
1〜3巻はキャラ紹介かつ, ありふれたラノベっぽい退屈な話だった.
が, 4, 5巻で怒涛の展開を見せ綺麗にまとめ上げていた.
アツい主人公たちが見たいならおすすめです.(のん)
- 作者: 鷲田清一
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 1998/11
- メディア: 単行本
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鷲田清一『ひとはなぜ服を着るのか』を読み終わった。
鷲田は元々京都大学で哲学を専攻しており、最近は大阪大の総長とかなさってたそうな。
この本は鷲田の多くのモード論と同じような論調で進んでいく。読みやすいので肩肘張る必要なし。
”裂け目”がどうとか言うあたりはメルロ=ポンティあたりの文脈なのかなぁ。わからん。
僕は日常系漫画を描く上で、キャラクターたちが日々「服を選び・着る」という点を身長に考えたいと思って、最近ファッション誌を読んだりモード論を紐解いているのだけど。
服を着るということは、ご飯を食べることと同じ位重要で(鷲田は食についての論文も書いてる)、服を着ることによって”じぶん”は作られていく。服を脱ぎ、化粧を落としたとしても、そこにnakedなじぶんは最早見出せない。
この本を読む時は、いつもと違うファッションに身を包んで読んでみてはどうだろう。いつも着ているチェックのシャツを脱いで、ジレを羽織ってみる。ストレートジーンズを脱いで、クロップドパンツを履いてみる。ネックレスをつけてみる。いつもと違うファッションに居心地の悪さを感じながら、喫茶店や学食で読んでみるといい。
最早準備運動は十分だと思うので、次はいよいよ『モードの迷宮』を読んでみようと思います。(塀)
毎回思うけど、オンライン投稿側は主に塀さんが圧倒的書評力を発揮してるのに対して、例会で出た本の紹介は、会員の言葉のうち僕の脳内メモリに残ってる一文くらいで構成されてるので非常にみすぼらしくなっていて本当に申し訳ないなあと思う。
以上!
次回例会は未定です。
ウワーッッ