例会 10/16
会長のほしみです。
見学者2名、会員が9人くらい来てびびりました。
中央食堂では限界を感じます。
以下、例会で紹介された本です。
ひとりぼっちの地球侵略 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
- 作者: 小川麻衣子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/07/12
- メディア: コミック
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「とある飛空士~」のコミカライズをやった人の別作品。とあるが良かったので読んだ。(ぽっすむ)
- 作者: 世阿弥,野上豊一郎,西尾実
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1958/10/25
- メディア: 文庫
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能の舞い方の話。あんまり読む必要なかった。(樹下)
- 作者: 乾くるみ
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/04
- メディア: 文庫
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展開自体はありきたりなんだけど、最後のトリックだけはすごく良かった。(ケン)
- 作者: 甲田学人,翠川しん
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2001/07
- メディア: 文庫
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これが僕の高校の図書室に、1巻だけ置いてあった事をずっと覚えてる。ぞわぞわする。(ほしみ)
駅寝同好会の会誌
発行:京大駅寝同好会
去年のNFで駅寝同好会が頒布してた冊子。ぼくらもNFで冊子を出す話になったので参考に持ってきた。割りとコンテンツが充実してて面白い。(ほしみ)
文章のスタイルが統一されずに個性が出てるところが良い(ひでシス)
ニクノヒビ
発行:壁の彩度
高木さんが困っている人に自分の身体をあげて悩みを解決してあげる話。アンパンマンですね。短いのだけど、イラストとオチが良い。(ほしみ)
- 作者: 多崎礼,山本ヤマト
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2006/07
- メディア: 新書
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純ファンタジー。最近こういうの少ない(non)
- 作者: うえお久光,綱島志朗
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2009/07/10
- メディア: 文庫
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人間がロボットに見えてしまう女の子の話。良い。(non)
ラノベのSFの中では一番おもしろい。(ケン)
去年まどかマギカはこれのパクリだ~みたいな話がされてたので読んだ。神になる~(ほしみ)
オンライン投稿コーナー
- 作者: ヒラリー・パットナム,米盛裕二,藤川吉美
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 1975
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本書は75年に出版された100P程度の薄い本である。論理学の哲学という、メタ哲学についての論考。1Pあたりの文字量も少なく、文章も簡潔だ。しかし、一読してその内容を理解することはほとんどできなかった。
邦訳版の序文を書いた大出晁の言を借りれば本書は「忙しい本」である。
著者のねらいは「たとえ論理学の哲学の一部といえども、われわれがそれにとり組むときに遭遇する問題は幾重もの層をなした複雑なものである」ことを読者に示すことであった。
このパトナムのコンセプトにわれわれが触れるためには、ある程度(まさにこの”ある程度”とか、”ほとんど全部”といった記述の仕方を巡る思考が、この本の中心だ)論理学におけるキータームや議論の文脈を押さえておく必要があるだろう。
論理学入門の類の書物ではないので、まずその手の本を読んでおくべきであった。ちゃんちゃん。(塀)
- 作者: ジルドゥルーズ,Gilles Deleuze,宮林寛
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2007/05
- メディア: 文庫
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この本はドゥルーズが20年にわたって散発的に行ってきた対談をまとめたものである。
内容は5章に分けられており、それぞれがドゥルーズ&ガタリの一連の仕事/映画論/フーコー/哲学/政治への言及を行っている。
ここで本書の内容やそれ自体の意義に言及することは容易ではない。ただ言えるのは、本書はドゥルーズの著作に触れてみたい人には比較的お勧めできるのではないか、ということだけ。
個人的には、三章のフーコー論と四章の哲学についての記述が読みやすい(理解しやすいわけではない)印象を覚えたので、お勧めかなぁ。映画論を理解するには『シネマ』で取り上げられる数々の映画知識が必要そうだし、D&Gの自らの仕事への解説は、『アンチ・オイディプス』などで提出された概念を知らないと、何が語られているか追うことも難しい。
まず何よりも落ち着いてから、テクストへじっくりと没入すること。それが求められる。(塀)
- 作者: 大塚康生
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2001/05
- メディア: 単行本
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本書は昭和のアニメーション現場の最前線に立ち続けた大塚康生の回想録である。
これはまた、26歳という比較的遅い年齢で厚生省麻薬取締局からアニメーションの世界へ身を投じた大塚が、
「ジャパニメーション」の土木工事に携わっていった際の貴重な記録ともいえる。
淡々として冷静な語り口で筆を進める大塚であるが、その背後には確かな「動画」への拘りが透けて見える。
大塚はそのキャリアを通じて「動かすこと」への意志と理想に貫かれており、現代のアニメを消費する我々に
とっては、その意識は過剰にすら思えるほどだ。
『白蛇伝』などの動画を参照しつつ、是非気楽に読んで欲しい一冊である。(塀)
以上です。
自転車屋さんになる。
また、読トリンもNFで冊子を作って売る事に決めました!
あと1ヶ月しかない……。
あと僕は来月中間発表です。
それでは来週の例会は10/24(水) 18:00より中央食堂です。
今年の夏の思い出