読トリン活動日誌

京大読トリンの例会活動内容を記録します。

例会 03/19

会長のほしみです。
今日は誰も来ませんでした。
元気です。

ぼくらは都市を愛していた

ぼくらは都市を愛していた

"情報震"によって電子機器や電子データが崩壊していってしまう時代の、都市と人間の関係みたいな小説。SFチックな、無人のトウキョウを巡る中尉と、現代と変わりないような生活をしているおっさんという二つの視点から物語が描かれる。神林長平らしい、集合的無意識をテーマにした、"わたし"とは何か、記憶とは何かという問いと向き合わされる。都市での生活は現実なのか仮想のものなのか、そんなん人それぞれだし知らんわ、みたいな。アンブロークンアロー戦闘妖精雪風とよく似ているけど、本作のがすっきりまとまっている感じがした。


本日は偶数週でしたが、明日が祝日ということで火曜日に行いました。
次回例会は来週火曜日、3/26です。
新歓の準備何もしてない。やばい。