読トリン活動日誌

京大読トリンの例会活動内容を記録します。

例会 2/20

会長のほしみです。
後期試験期間も終わり、卒論発表も終わり、久しぶりに人が集まる例会になりました。
ちなみに、2人の留年者が出ました。

円城塔の師匠が書いた本。前半は複雑系に関するエッセイで、後半は文章を自動生成するプログラムについて?で、それの作者の名前が「円城塔」ということで、ここから名前を取ったらしい。専門的なことについてはちょっと分からなかったけど、円城塔臭がした。(リチャード)

ディエンビエンフー 1 (IKKI COMICS)

ディエンビエンフー 1 (IKKI COMICS)

ベトナム戦争に超人がいたら……みたいな漫画。実際の歴史をなぞりはしてるけど、それ以外は割りとパワーインフレしてる。絵柄が好き。(リチャード)

アイの物語 (角川文庫)

アイの物語 (角川文庫)

アンドロイドが色々な物語を語る、という視点で筆者が過去に発表した短編をまとめた一冊。時期や発表雑誌も違う短編なのに、こうしてまとめられてみると一つの世界をきちんと構成しているのが面白い。(リチャード)

R-中学生(1) (ヤングマガジンコミックス)

R-中学生(1) (ヤングマガジンコミックス)

フェチの内容については分からんけど、なんとなく共感できる。爽やか(石田)

沈黙のフライバイ (ハヤカワ文庫JA)

沈黙のフライバイ (ハヤカワ文庫JA)

ロケットガールやピアピア動画を書いた筆者の短篇集。たくさんのifがある壮大なSF世界を書くのではなくて、現代の立場からひとつのif(ブレークスルー)があったらこういう風に発展する、というような展開・視点が良い。筆者の掲示板で出たアイデアを使った恒星間航行の短編があったりするのも面白い。


次回例会は2/26(火)です。新歓に向けてビラとか作ったりしようかな、と思っていたらみんな実家に帰ってしまったりするらしいです。